発明と環境を「理科」から考える塾

学び・つながり・支え合う

1)親子の発明塾講座

身の回りの困ったことを自分で解決していくことは大事な「生活の工夫」です。
その工夫の中でも、高度で実用的な発明をして解決することは、生活の知恵の見せ所です。小さな困りごとから、大きな発明をした例があります。
身の回りのちょっとした工夫から、新製品に結びつく発明までいろいろな発明があります。この講座では、発明とは何か?ということから、理科系の知識を深めて、新しい発明をすることを目標に工作技術や、発明の種の見つけ方を考える場にします。


2)親子で理科のおもちゃ作り

身の回りの科学を子供のうちから知ることは非常に大事です。理科系発想は「ものづくり」愛知の基礎です。インターネットゲームなどの画面世界に浸る前に、実体験できるリアルなモノの仕組み・原理に触れることは、知育の面からも重要です。たとえば、乾電池はなぜ、プラスとマイナスがあるのか?磁石はなぜSとNがあるのか?という物理の知識から、モーターはなぜ動くのか?発電はどうやってされているのか?という電気の知識までを簡単な理科のおもちゃ実験から理科好きを育む講座です。


3)生活製品の科学講座

身の回りの製品の仕組みを学びながら、もう一度「理科」を振り返ってみましょう。電化製品の仕組みから、環境に優しい技術の紹介まで、さまざまな身の回りの科学を学びなおします。電池の要らないラジオの仕組みとは?石鹸の作り方って?目に有害な電磁波ってナニ?パソコンのハードディスクってどんなもの?電気自動車の電池はどうやって作られている?という疑問にお答えします。物理や化学の知識を学びなおして解説します。理科の学びなおしと、製品の環境性能を調べていきます。

4)環境技術を科学する

科学技術の進歩によって化石燃料の枯渇や大気汚染など環境は大きく汚染されてきました。それを反省して持続可能が成長社会が求められています。その持続可能性のためには、環境性能を高めた製品が期待されています。代表的な環境性能を高めた製品として「ハイブリッド自動車」「電気自動車」の中の、モーターと磁石、バッテリーとリチウム電池を解説して、環境技術への理解を深めて、より環境保全を身近に感じてもらいたいと思っています。



学び・つながり・支え合い

講師紹介
 科学技術の進歩によって生活は便利になってきました。今後の科学は電池自動車やスマートグリッドのような電気を賢く消費して省エネを通じて環境を守る方向に進むと期待されています。しかし、高校での理科も選択制で、理科を学んでいない大人や学生も増えてきています。そのため進化した技術への警戒も強くパソコンやスマートフォンの電磁波や放射能の問題、STAP細胞騒動など、根本には科学への不信があります。不信を安心に変えて、さらに進歩に結ぶためには科学技術を理解することが必要です。そうした理科を学び直したいニーズが増えています。講師は、早稲田大学大学院応用化学専攻修士で、STAP細胞の発見で有名になった小保方さんの10年先輩にあたります。専門は電気化学です。愛知県出身。40歳。木陽塾代表。